皆さん、こんにちは!
今月のブログを担当するふうせんの会の運営メンバーのかずやです。
今年もどうぞよろしくお願い致します🎈
今回はいつものブログの趣向を変えて、僕がふうせんの会に出会ってから感じてきたこと、想いを少しお話しさせてください。
僕は小学生ぐらいの時から祖母と母のケアをしてきました。初めはお手伝いの延長ぐらいの意識でしたが歳を重ねると共にケアの役割も厳しさも増えていきました。
母が亡くなったのは、僕が38歳の時でした。激しい喪失感がありました。僕自身もケアの途中から体調を崩して、就職することもなく社会との関わりもなく友達もいませんでした。唯一関わりがあった病院関係の方とも母が亡くなった事でお会いすることもなくなりました。
僕は一人になりました。誰とも会うこともなく、話すこともない生活が続きました。このままずっと一人なのかなと思っていました。
そんな時にいつも心配してくれていた方のおかげでふうせんの会に出逢う事ができました。
初めてつどいに参加した時は緊張していました。自分の事をどう話そうかな、受け入れてもらえるのかなと思っていました。今までケアの事を話した事もなかったし、どう思われるかなと心配でした。しかしそれは杞憂でした。皆さんが優しく、暖かく接してくれたのが嬉しくて嬉しくて、、、とても居心地の良い場所でした。この世で一人で生きてると思ってたけどそうじゃないと思えました。二ヶ月に一回のつどいが楽しみになりました。みんなと会えるから日々の生活も頑張ろうと思いました。恥ずかしくない自分でありたいと思いました。
仕事も始めることもできました。しんどい時も頑張れました。
今ではふうせんの会でアルバイトもさせてもらったり、講演などでお話しさせてもらうこともあります。少し前までは考えられなかった事です。初めてつどいに来るときは少し怖かったですが、僕は今、あの時に勇気を出して良かったなと思います。
どうか皆さんも、心配や不安もあると思いますが、ちょっぴり勇気をだして参加してくれたら嬉しいです。みんな優しくて暖かい人達ばかりです。明るく楽しく、そしてつらい時、しんどい時には寄り添ってくれる人達です。そして僕もそうあれる存在になっていきたいです。長文になりましたが読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました✨✨